“海ごみ” “フェスごみ”から生まれた 「海とフェスをつなぐトレー(お盆)」を新開発
野外音楽フェスにおける環境対策活動に取り組むNPO iPledge(アイプレッジ)は、海洋プラスチックごみのアップサイクルブランド buoy(ブイ)の協力のもと、フェス会場で回収されたペットボトルキャップおよび海洋プラスチックごみをアップサイクルし、トレー(お盆)としてフェス会場に導入するプロジェクトを立ち上げました。
本プロジェクトでは、分別されたごみが再び使われる形で循環するサーキュラーエコノミー(循環型経済)の仕組みを、フェスという楽しい空間の中で来場者が体感できることを目指しています。楽しさの中で環境問題と出会う、新しい体験の創出を意図しています。
本トレーは、NPO iPledgeがフェス会場で回収したペットボトルキャップと、日本各地のビーチクリーンなどで集められた海洋プラスチックごみを、アップサイクルしたものです。
日本ではプラスチックごみは「リサイクル」といっても、その多くが焼却時の熱利用(サーマルリサイクル)に留まっており、素材として循環していないのが現状です。一方で、資源を廃棄せず循環させていく「サーキュラーエコノミー(循環型経済)」への転換が、世界的に求められています。
また、海洋プラスチックごみ問題も私たちの生活と密接に関わる課題でありながら、日常の中では実感しづらく、関心を持ち続けることが難しい問題でもあります。
そこで私たちは、多くの人が集うフェスという場に、海洋ごみ・プラスチックごみと“出会うきっかけ”をつくり、分別されたごみが“再び使われる形”で戻ってくる循環を体感できる仕組みをつくることにしました。これは、フェスという場でサーキュラーエコノミーを実感できる小さな実践でもあります。
トレーは、特殊な成形技術により、素材全体を包むフィルムで表面が覆われているため、使用者が素材に直接触れることなく、衛生面を気にする人でも安心して使える仕組みになっています。
一点ずつ異なるマーブル模様は、包まれたキャップや海洋プラスチックなどの素材の色や形をそのまま活かしており、リサイクル素材ならではの個性を表現しています。
完成したトレーは洗浄・消毒を行い、イベント現場で繰り返し使用されます。2026年春開催予定の「クラフト餃子フェス TOKYO」での使用を皮切りに 、さまざまな場での活用を目指します。
W386mm × D290mm × H15mm
ペットボトルキャップ由来の再生ポリプロピレン(PP)95%
海岸で回収したプラスチック5%
2025年にiPledgeが活動した以下のイベントで回収しました。
全国各地の野外イベント・音楽フェスティバルで、環境対策活動やワークショップを実施しています。
私たちの活動は、ごみ拾いではありません。ごみをポイ捨てする人がいて、そのごみを拾う人がいる。そのような構図のままでは、社会はいつまでも変わらないと考えているからです。
フェス会場に目立つエコステーションを設置、来場者とごみの“かけ橋“となるボランティアが、来場者に分別方法や資源の行方を伝えながら協力を促します。クリーンなフェスをつくりあげるとともに、自ら周囲を巻き込んで社会を変えていくことのできる若者を増やしていくことを目指しています。
【特定非営利活動法人 iPledge】
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