風景に溶け込んだ瀬戸内海のアートプロジェクト

瀬戸内海を散策中に、あちらこちらで現代アート作品が目に飛び込んできます。これらの芸術作品は、選りすぐられたアーティストたちが島内の様々な場所を自分で見つけ出し、その風景からインスピレーションを受けて創り上げたアート作品です。1989年から始まった「瀬戸田ビエンナーレ」という世界でも最も小さなアートプロジェクトを通じて展示されている17点の作品は、島の自然と調和しながらも、遊び心と創造性に富んだ表現が特徴です。

写真元:しまなみサイクリスト

17個のアート作品

  • 地殻 / 岡本敦生
  • 地上と地下の間で / 崔 在銀
  • 球を包む幕舎 / 保田春彦
  • 波の翼 / 新宮 普
  • うつろひ / 宮脇愛子
  • ねそべり石 / 山口牧生
  • 空へ / 眞板雅文
  • 凪のとき 赤いかたち/傾 / 植松奎二
  • 千里眼”のぞいてみよう、瀬戸田から世界が見える。” / 松永 真
  • 空/海 / 海老塚耕一
  • CATS DANCE / 滑川公一
  • ベルベデールせとだ / 川上喜三郎
  • 潮池 / 青木野枝
  • 海からの贈物 / 山本正道
  • 風の中で(瀬戸田)/ 西野康造
  • 一羽の鳥の為に / 田中信太郎
  • 飛石 / 福岡道雄

全17個の作品名と製作者の一覧です。各アート作品の写真と説明文をご紹介したいのですが
せっかくなのでここではあえて写真は掲載せず、皆様がアートに触れる楽しみを最大限に味わっていただきたいです。

おすすめ作品を1つご紹介

実際に目で見てアートを堪能していただきたいですが1作品だけご紹介させていただきます。

凪のとき 赤いかたち/傾 / 植松奎二

植松氏は日本とドイツで長く立体作品の創作活動をしてきました。国内の美術賞を数々受賞し、美術館への収蔵作品も多くありますが、屋外で鑑賞できるパブリックアートも国内各地に点在し、山口、東京や広島など北海道から鹿児島まで目にする機会が多いことと思います。

写真元:しまなみサイクリスト

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